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Gmailセキュリティ強化のお知らせ

2024年01月31日

■Gmail のセキュリティ強化について

 2024年2月1日から Gmail のセキュリティ強化が行われます。
 ※セキュリティ強化後に送信者に求められる要件については、
  Gmail の送信者ガイドラインに記載がございます。

  ▽Gmailの送信者ガイドライン
  https://support.google.com/mail/answer/81126?hl=ja

  ▽Gmailの送信者ガイドラインのFAQ
  https://support.google.com/a/answer/14229414

 ※Gmailの送信者ガイドラインの要件を満たしていない場合、
  メールが想定どおりに配信されなかったり、迷惑メールに
  分類される可能性がございます。

 ■送信者の対応要件について

 [前提]
 ※大量送信者 = Gmailに1日5000通近い配信を行う送信者。
 ※少量送信者 = Gmailに1日5000通に満たない配信しかしない送信者

 1.TLS接続でメールを送信する。

   【全送信者対応要件】

メール商人メールサーバーは対応済みです。

 2.送信IPに逆引きの設定を行う。

   【全送信者対応要件】

   メール商人メールサーバーは対応済みです。

 3.SPF、DKIM、DMARC の設定を行う。

   【少量送信者の対応要件】

    ・SPF か DKIM のいずれかを設定する必要があります。

   【大量送信者の対応要件】

    ・SPF と DKIM の両方とも設定する必要があります。

   メール編集ページで、迷惑メールフォルダ対策にチェックを入れると
   自動的に対応されます。

 4.迷惑メール報告率を 0.3% 未満に抑える。

   【全送信者対応要件】

   Gmailユーザからの迷惑メール報告率は 0.1% 未満を維持し、
   0.3% を超えないようにする必要があります。

   ※迷惑メール報告率に関しては メール商人側 で対応できることは
    ございませんので、送信者側でユーザからの迷惑メール報告率を
    抑える対策をご検討いただければと思います。

   [対策例]

   ・ダブルオプトイン方式を利用する。
    ※ユーザ登録時にダブルオプトイン方式を利用することで、
     タイプミスにより誤ったメールアドレスが配信リストに
     紛れ込むことを防止することができます。

   ・配信拒否フッターをメール本文内に必ず挿入する。
   
   ・アドレスクリーニングを行う。
    ※宛先が存在しないことを示すエラーになった宛先メールアド
     レスは、配信対象から除外してください。

     本対応を行うことで、メールアドレスの再利用により
     他のユーザが該当メールアドレスを利用することになった際に、
     迷惑メール報告されてしまうリスクを防止することができます。

   ・Google が提供している「Postmaster Tools」で迷惑メール
    報告率の推移を監視する。

    ※「Postmaster Tools」の利用方法については、
     Gmailの以下サイトに記載がございます。

     =>href="https://support.google.com/mail/answer/9981691?hl=ja


その他、ご質問やご相談、お困りの事などございま
したらお気軽に製品・サポートまでお問い合わせください。




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