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ボトルネックを改善しよう!

2014年07月18日

今日の記事はwebマーケティングにおける「ボトルネック」がテーマです。

ボトルネックといってもピンとこなかったり、メール商人と何か関係があるのか?といぶかしく感じられるかもしれませんね・・


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ですが、このボトルネックは、メール配信を含めたマーケティング全体の成果に大きく影響を及ぼします。

日頃、このボトルネックを意識してマーケティングに取り組むのと、漠然と取り組んでいるのとでは、長期的に見れば大きな開きになります。


今回の記事で大枠をとらえた上で、マーケティングに取り組んでいただければと思います。


■ボトルネックは必ず存在する?


「ボトルネック」は言葉の通り、瓶のきゅっと締まった首の部分です。

瓶の中に入った水や砂などを外にだす場合「ボトルネックが全体の排出量を決定する」ということから命名された用語です。(ボトルネックが狭くなるほど排出量は少なくなる)

この点はとても重要なポイントで、いくら他のプロセスが順調でも「最も生産性の悪いプロセスが全体の成果を決める」ということです。(これを考えると'ゾッ'とします)

工場などでは上流工程の部材の投入量から、下流の完成品数量などをみて、歩留まりや工程上にボトルネックが存在しないか・をチェックして、工程を改善していきます。

この概念を、ふだん皆さんが取り組んでいるwebマーケティングのプロセスにもあてはめて考えてみてほしいのです。

webマーケティングでは、一般的に次のようなプロセスを経るケースが多いと思います。

集客 → 見込み客獲得 → 見込み客フォロー → 販売 →新規購入(第一目標) → 顧客フォロー →リピート購入(第二目標) → 顧客紹介

仮に、集客は計画通り順調なのに、第一目標や第二目標に対する実績が計画を下回っている場合、どこかのプロセスにボトルネックが存在している可能性があります。

このボトルネックを認識するためには、感覚でなく数値による把握が必須です。

集客数の把握はもちろん、ホームページの回遊状況、見込み客の獲得数、フォローメールの反応率、セールスメールの反応率などをチェックして、どこがボトルネックになっているのかを各プロセス毎に把握する必要があります。

そして、ボトルネックをひとつゝつぶしていくわけです。(ボトルネックが複数存在するケースもあります)この調査・分析にあたっては、ある意味、工場長のような視点が必要となります。

ご存知のようにメール商人では、その工場長(webマスター)の少しでもヘルプになるように、効果測定機能を充実させてきました。

この辺りの測定機能はお使いいただいていると思いますが、

メール内に挿入されたランディングページのクリック率(数)や、見込み客を獲得する入力フォームの入力途中の離脱率、また設置した登録フォーム毎の登録数の把握など、おさえておくべき関連数値を簡単に測定できます。

これらの測定数値を参考にボトルネックを改善していくことにより、成果が劇的に改善されることは結構あります。

というのも、ボトルネック以外の箇所はスムースに流れているわけですから、そのボトルネックが改善されれば、全体の成果が高まるのは必然ということになります。

これを機会に、皆さんも工場長になったつもりで各プロセスの数値を客観的に分析して、プロセスの改善に取り組んでいただきたいと思います。

今回は、メール配信というテーマから少し外れましたが、とても大切なポイントですので取りあげてみました。

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それでは今回はここまでとさせていただきます。




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