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2014年03月28日
前ブログでは「読まれるビジネスメルマガ」というテーマでお届けしました。
前ブログ→ 読まれるビジネスメルマガの条件
このなかではメルマガ読者などの購読率をあげるポイントについて考えてみました。
今回は少し発想を変えてメール配信する相手(読者)を、任意の条件で絞ることにより精読率をあげる試みについて考えてみたいと思います。
◆メルマガとメールレターの違い
一般的に、メルマガはその呼称「メールマガジン」の示す通りメールを使ったマガジン(雑誌)と考えられます。
マガジン(雑誌)ですから、必然的に多数の読者を前提とした最大公約数的なコンテンツになります。
一般論として、雑誌は読む人もいれば読まない人もいます。(あたり前ですが・・)
読者の気分としては読者登録したとはいえ、まだ「他人事」という気分が強いでしょう。(雑誌でも買ったきりの’積ん読本’が結構ある(^^;))
ですが、これが自分だけに届く手紙であれば、どうでしょうか?
一般的にいえば、自分に手紙が届けば文章のうまい下手に関係なく読むのではないでしょうか? (販売目的のDMや一部の例外を除いて)
これは届いたレターを「自分事」としてとらえるからです。
この発想を取り入れて、
メールの内容によっては、普段の雑誌(マガジン)でなく、手紙(レター)と位置づけて配信してみてはどうでしょうか?
◆メルマガとメールレターの使い分けは?
こう書くと・
位置づけのはいいが「メールレターは具体的にどういう時に、どのように配信すればいいのか? 」と疑問をもたれる方も多いと思います。
この疑問に対しては、無責任なようですが一概には答えられません。
なぜならこの答えは、普段のメルマガ発行の頻度や読者の属性、コンテンツによって違ったものになるからです。
もし普段は多数の読者に対して頻繁に、最大公約数的な’ゆる~い’コンテンツを掲載しているのであれば、通常はメルマガとして配信しておきます。
そしてこれはという重要なコンテンツがある時は、配信リスト条件をある程度絞り込んでメールレターとして配信してはどうでしょうか?
例えば「女性向けの管理職セミナーを大阪で開催」するのであれば、
登録データをもとに「関西地区にお住まいの女性で管理職」の条件でリストを抽出(※1)して、セミナー開催の主旨やセミナーへの想い、特別お申込み価格を一般読者に先行してお届けする、というようなことが考えられます。
この時は、あえて通常メルマガのテンプレートを使わず、私信っぽいメール体裁にして送るのもいいかもしれません。
もちろん、この「メールレター」はセールス時だけに配信するということでなく、内容によって任意のタイミングで配信していくといいでしょう。
また、ひごろ配信の頻度は少なく、メルマガコンテンツの中身が濃いのであれば、普段から配信するメールを「メールレター」と位置づけて配信してもいいかもしれません。
(※1)このため配信目的により、メール商人のリストグループ機能でリストをグループ化しておくことをおすすめします。
◆メールレターはパーソナライズ化する
こういったメールレターを配信するにあたっては、不自然にならない程度にメール商人のパーソナライズ機能使って’パーソナライズ化’することをおすすめします。
パーソナライズ化とは、例えば、
「今日は○○県にお住まいの△△さんに特別にお知らせしたいことがあり・・」というような個別情報(’○○’’ △△’パーツ)をメール内に挿入することです。
目的によりパーソナルデータをさりげなくメール内に挿入することにより、より親近感が高まっていくものと思います。 (ただしパーソナライズ化のしすぎは不自然になるので要注意)
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今回は「メールレター」という発想でのメール配信について考えてみました。
配信するメールレターがセールス目的であれば、「デパートからたまに届くあの筆書きの重厚なレター」を思い浮かべて取り組むといいと思います。
また、特定な人にぜひお知らせしたい情報であれば、友達に書く私信の手紙をイメージして取り組むといいでしょう。
このあたりの使い分けは、いくつかのスタイルを試しながら、自分なりに感触を掴んでいって欲しいと思います。
それでは今回はここまでとさせていただきます。
また次回にお会いしましょう!
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