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2014年06月02日
先のブログ記事で「読まれるビジネスメルマガの条件」というテーマをとりあげました。
そのポイントの一つとして "読者にとって付加価値の高いコンテンツを書く必要性" についてコメントしました。
記事 → 読まれるビジネスメルマガの条件
今日は、このあたりをもう少し踏み込んで考えてみたいと思います。
■ 読者にとっての付加価値とは?
ここで考えて頂きたいのは「読者(見込み客・読者)にとっての付加価値とは何か?」という点です。 この点がクリアにならないと付加価値の高いメルマガにはならないと思うので・・
この「付加価値をつける」という表現も抽象的で、具体的にどんなことをつけ加えたらいいのでしょうか・・?
辞書的にいえば 「本来あるべき価値に、何か別の価値を与える」 ということになりますが、この説明でもよくわかりません・・・(^^;)
そこで少し卑近な例になりますが、「メール商人」を例に考えてみましょう。
メール商人はメール配信システムですから、本来的な価値といえばメール配信するための機能やスペックということになります。
ご存じのようにメール商人の機能はこちらに書かれていますが、これらの機能やスペックをメルマガでいくら書いても、一般的にはピントこない、いかにもつまらないメルマガになります・・
そこで 「付加価値」 の出番です。
例えば・・
「○○さんがメールでより成果をあげるための一つの方法として、メール商人のグループ作成機能を活用することをおすすめします。
具体的には、メッセージに最も適したリストをあらかじめグループ作成しておき、このグループに対して、□□なタイミングでメール配信をすれば、今まで以上の成果をあげられるでしょう!」
というような読者が気がつかなかったような効果的な使い方を伝えることにより、メルマガ購読の価値を見いだしてもらうわけです。
このような付加価値を提供するにあたっては、読者がどういう人か、つまり 「どういう属性や価値観をもった人か」 ということを把握しておく必要があります。
というのも読者がどういう人なのかわからなければ、望む成果や利用シーンが想像できないからです。
(※読者を知るためには、ご存じのように、メール商人の登録フォームで得た各種データや、クリック測定などを活用して把握していきます)
■ 商品を主語にせず顧客を主語にする
メール商人ユーザー皆さんには、「そんなことは百も承知」 といわれそうですが、日頃から意識しないと、いつの間にか独りよがりなメルマガになりがちなのも事実です。 ( 弊社の自戒も込めて・・)
メルマガを付加価値の高いものにするためにお勧めなのは、「 日頃の会話や思考を 「商品を主語にせず、顧客を主語にする」 くせをつけることです。
先のメール商人の例でいえば、「メール商人は・・こんな事もあんな事もできる」と考えるのでなく、
「○○な課題をもつ読者は、○○な機能を使うことにより、こんなふうに課題解決できる」というような顧客を主体とした考え方をする、ということです。
その思考の延長上に、顧客にとって付加価値の高いメッセージが表出してくるのだと思います。
とはいっても顧客主体の思考法も一朝一夕にはいかないでしょうから、日頃からこの点を意識して取り組んでいって欲しいと思います。
そのような思考を日頃から心がけることにより、皆さんのメッセージも付加価値の高いものに徐々に変化していくものと思います。
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それでは今回はここまでとさせていただきます。
また次回にお会いしましょう!
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